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2024年11月14日
みなさま、こんにちは
新子安にある歯医者、新子安駅前おとな・こどもフラワー歯科です。
目次
1.マタニティー歯科とは
2.妊娠中に起こりやすい口腔トラブル
3.妊娠中の歯科治療タイミング
4.妊娠中の歯科治療における注意点
5.まとめ
マタニティ歯科とは?
マタニティ歯科は、妊娠中の女性が初めて口腔内の健康問題に特化した歯科治療を向きます。 妊娠中はホルモンバランスの変動や免疫力の低下によって口腔内が不安定になり、歯や歯肉に問題が発生しやすいため、通常の歯科治療とは異なる配慮が必要です。 さらに、妊娠中の歯科ケアは母体の健康維持だけでなく、赤ちゃんの健康にも影響を考慮する可能性があるため、正しい管理が求められます。
〇妊娠中に起こりやすい口腔トラブル
妊娠中の女性はホルモン変化により、通常よりも口腔内に炎症が起きやすい環境になります。以下に、妊娠中に特に注意したい口腔内のトラブルについて紹介します。
1. 妊娠性歯肉炎
妊娠中のホルモンの影響で、歯肉(歯ぐき)が敏感になりやすくなり、歯肉炎を考える可能性が考えられます。 妊娠性歯肉炎の症状としては、歯ぐきが赤く腫れる、歯磨き時に出血しやすいな通常、妊娠後期の症状が強くなることが多いですが、適切なケアを行うことで進行を防ぐことが可能です。
2. 歯周病
妊娠中は、歯周病が進行しやすい状態になり、歯を支える骨や歯肉に炎症が広がる可能性があります。 歯周病が進行すると、炎症反応が体内で注目になり、早産や低体重児のリスクを高めるために、注意が必要です。定期的に歯科医院でチェックを受け、口腔内の健康を維持することが大切です。
3. 虫歯
妊娠中は食生活が変わりやすい、甘いものや酸性の物が傾向が出やすいと言われています。また、つわりの影響で嘔吐や食事の頻度が増えることがあり、これにより虫歯菌がまた、妊娠中はカルシウムが最も多くの骨形成に使用されるため、母親の歯もろになることにも影響します。
4. つわりによる影響
妊娠初期のつわりは、口腔内に酸性の環境を作りやすく、エナメル質が溶ける原因となります。つわりが重く、歯磨きが難しい場合もありますが、可能であれば食後や吐き気が収まった後にうがいや水を含むだけでも酸の影響を軽減することができます。
〇妊娠中の歯科治療のタイミング
妊娠中の歯科治療を受ける際には、タイミングが重要です。 通常、妊娠初期(1〜15週)はつわりが強い時期であるため、体への負担を優先するために治療はできる限り避けたほうがまた、妊娠後期(28〜40週)はお腹が大きくなり、治療中の姿勢が苦しいため、治療は控えることが推奨されています。
最も治療に適した時期は、妊娠中期(16〜27週)とされています。 この時期はつわりも落ち着いており、母親も安定しているため、虫歯や歯周病などの治療が比較的安全に行っています慎重に、妊娠中に定期検診や必要な治療を行うことが行われています。
〇妊娠中の歯科治療における注意点
妊娠中の歯科治療には、いくつかの注意点があります。これらの注意点を守り、安全に治療を受けることが大切です。
1.レントゲン撮影
妊娠中はレントゲン撮影を避けるのが一般的ですが、治療の必要性が高い場合には、腹部を覆う鉛製の防護エプロンを着用することで、前面への影響を恐れずに抑えます地域的なレントゲン撮影を行うことができます。レントゲン撮影の必要がある場合は、担当の歯科医師と十分に相談することが重要です。
2.麻酔の使用
妊娠中の麻酔には注意が必要です。一般的には安全とされる局所麻酔薬が使用されますが、妊娠後期には麻酔の影響で体調を考慮した上で、使用量や方法をまた、最低限の量で痛みを重視することが求められますので、妊娠中であることを歯科医師に事前に伝えて行きましょう。
3.薬の使用
歯科治療後に処方される鎮痛薬や抗生物質は、妊娠中の安全性を優先して選択されます。恐れ入りますが、自己判断での薬の使用は避け、医師の指導に従いましょう。
4.日々の口腔ケア
妊娠中の歯科トラブルを予防するためには、日々の口腔ケアが非常に重要です。食後の歯磨きやデンタルフロの使用を徹底し、歯病や虫歯の予防周にしっかりしましょう。また、つわりで歯磨きが難しい場合は、歯磨き粉を使わずに水だけでうがいをする方法や、口に含む水の量を少なくして短時間で磨くなど、工夫を取り入れることも効果的です。
5.妊娠中におすすめのセルフケア
妊娠中の女性にとって、健康な食生活と日常的なセルフケアが口腔内の健康維持に役立ちます。
6.食後は歯磨きを心がける
食事の後に丁寧に歯を磨くことで、虫歯や歯周病のリスクを念頭にできます。
7.間食や砂糖の摂取を控える
甘いものは虫歯菌の増殖を促進するため、控えめにし、間食を摂る際はしばらくうがいをするなど注意をしましょう。
8.カルシウムやビタミンを摂取する
妊娠中は、胎児の骨の発育にカルシウムが必要です。 カルシウムやビタミンD、Cを豊富に含む食品を積極的に摂取することで、母親と胎児の健康維持に役立ちます。
9.妊娠中の口腔ケアをサポートする家族の役割
妊娠中の口腔ケアは、妊婦にとって肉体的にも精神的にも負担がかかる場合があります。そのため、パートナーや家族がサポートすることが非常に重要です。家族が励ましや助け手を提供することで、妊婦はより快適にケアを継続でき、安心して治療を受けることができる環境が整います。
〇まとめ
マタニティ歯科は、妊娠中の女性にとって重要な役割を果たします。 妊娠中は口腔内のトラブルが増えやすく、適切なケアを行うことで母親と胎児の健康を守ることができます。また、家族のサポートやセルフケアの工夫を取り入れることで、妊娠期間中の口腔トラブルを未然に防ぐことができる可能性があります。
新子安駅前おとな・こどもフラワー歯科
院長 吉村 慎一朗
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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