歯並びが悪くなる前に行う「予防矯正」
- 歯並びが悪くなる原因にアプローチする「マイオブレース」
- あごの骨を広げる「床矯正」
お問い合わせ・ご予約045-834-4868
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:30 ~ 17:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / | / |
矯正治療といえば、従来は「歯並びが悪くなったら行うもの」と考えられていました。しかし、それでは次のデメリットが生じてしまいます。
・矯正後に、歯並びが後戻りする可能性がある
・治療のための費用、期間の面で不安が生じる
歯並びが悪くなる原因には遺伝的要素もありますが、多くのケースでは「あごの骨の成長を阻害する悪習慣」によって歯並びがくずれています。
つまり、あごの骨の成長を妨げる悪習慣を早い段階で改善し、骨が正しく成長することをサポートできれば、歯並びが悪くなることを高確率で防げるのです。
その方が「矯正後に後戻り」ということも少ないので、効率がよいですし、お子さんや保護者の方の負担を減らせます。
当院の「予防矯正」について、一般的な小児矯正と比較しながらご説明します。
一般的な矯正歯科 | 当院雄「予防矯正」 | |
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矯正器具 | ワイヤーなどの器具を使用。取り外し式のものと、固定式のものがある。 | マウスピース型の器具を使用。簡単に取り外しでき、「日中に1時間+就寝時」の装着でOK。 |
抜歯の可能性 | ある | 低い |
治療後の保定装置 | 必要 | 不要 |
後戻り | 歯並びが悪くなった「根本原因」が改善できていないため、後戻りリスクは高め。 | 歯並びが悪くなる「根本原因」にアプローチするので、後戻りリスクが低い。 |
歯並びのキレイさ | キレイに整う | 審美性よりも機能性の回復を重視した治療方法のため、一般的な小児矯正に比べると歯並びのキレイさはやや劣る。 |
トレーニングの有無 | なし | 1日数分のトレーニングを、自宅で毎日行う。 |
副次的効果 | なし | ・正しい姿勢が身に付く |
歯並びが悪くなる原因はお口の「悪癖」にあるとお伝えしました。具体的には、口呼吸や舌で歯を押し出す舌癖などが挙げられます。
口呼吸 | 口呼吸が習慣になっていると、あごの骨の成長を妨げます。あごの骨は歯が並ぶ土台なので、十分に発達していない状態では、歯が正しい位置に並ぶことができず、歯並びが乱れてしまいます。 |
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舌癖 | 舌で歯を触る癖も、歯並びに影響します。弱い力であっても継続的に圧力が加わることで、歯並びがくずれてしまうのです。 |
逆嚥下 | 「逆嚥下」も歯並びに影響します。「逆嚥下」とは、舌を前に突き出したり、口の周りにグッと力が入る飲み込み方のことです。舌や頬の筋肉による圧力が加わることで、歯並びが乱れます |
当院ではこうした癖を、「トレーニング」で改善します。専用のトレーニングルームをご用意していますので、楽しくトレーニングしていただけます。
トレーニングを行うことで、次の効果が見込めます。
・歯並び悪化の予防
・不正な顎顔面の成長の予防
・口呼吸の予防、改善
・食機能低下の予防、改善
・閉そく性呼吸障害の予防、改善
・睡眠障害の予防、改善
また、当院ではこれらのトレーニングの効果を高めるため、「マイオブレース」というマウスピース型器具も併用していきます。
「マイオブレース」は、マウスピース型の矯正器具です。お子さんが自分で簡単につけ外しできるので、食事や歯磨きのときも邪魔になりません。
この器具を毎日一定時間、装着していただくことによって、口周りの筋肉が鍛えられ、バランスが調整されます。その結果、正しい歯並びに導かれます。
固定式の矯正器具と異なり、自分で簡単に取り外せるので、日常生活への影響が少ないです。また、装着時の違和感が少なく、痛みもほとんどありません。小さなお子さんにも、負担なく装着していただけます。
マイオブレースを装着するのは、「日中に1時間+就寝時」だけです。一日中着けるわけではないので、学校や保育園に持って行く必要はありません。
歯並びが悪くなる「根本原因」から改善する治療方法なので、治療完了後に「後戻り」することはほとんどありません。
マイオブレース以外にも、当院では「床矯正」と呼ばれる装置も使用しています。
歯並びが悪くなる原因に、あごの未発達があります。現代の子どもは食生活の変化から、あごの骨が成長しづらく、一方で生えてくる歯は大きくなっています。狭いスペースに大きな歯が無理やり並ぼうとすれば、歯並びはガタガタになってしまいます。
しかし、床矯正を使用すれば、あごの骨を少しずつ広げられるため、歯が並ぶスペースを確保することができます。骨という土台にアプローチするため、治療後の後戻りのリスクも少なく済みます。
矯正治療は、歯だけではなく、お口周り全体の筋肉や神経も考えて、治療計画を立てなければなりません。当院では、治療を始める前に、CTであごやお口の状態をX線撮影します。2次元のレントゲンとは異なり、3D画像として撮影できるので、あごやお口の状態をより詳しく把握できます。
当院ではお子さんに楽しく通っていただくため、次の工夫をしています。
・キッズルーム
・スケッチピストン
・治療後のプレゼント
それぞれご紹介します。
お子さまがリラックスして遊べるよう、専用スペースを設けています。治療の前後にお使いいただく他、ご兄弟や保護者の方が治療を受けている間の待機場所としてもお使いいただけます。
待ち時間に楽しく過ごしていただけるように、タッチパネル式知育玩具の「スケッチピストン」も設置しています。タッチパネルに指で線を描いたり、タッチしてスタンプを出すことで、音楽を奏でたりできるもので、お子さんの創造力を刺激します。大画面のものを壁に設置していますので、他のお子さんとも一緒に遊べます。
治療を頑張ったお子さんには、プレゼントを差し上げます。来院するきっかけづくりはもちろん、治療のモチベーションも保ちやすくなります。
「歯の矯正は小さいうちにした方がよい」ということは、多くの方が何となく認識していらっしゃるかと思います。子どものうちに歯列矯正をすることには、大きく4つのメリットがあります。
子どものあごはまだ成長途中なので、適切な治療を行えば、あごの発達をコントロールすることが可能です。そのため、歯並びを整えるのに必要なスペースを確保しやすく、抜歯せずに治療できる可能性が高いのです。
一方、成長期を過ぎた大人の矯正治療では、そうはいきません。健康な歯をなるべく抜かないためにも、子どものうちに矯正しておくとよいです。
出っ歯、すきっ歯、受け口、叢生(そうせい・乱杭歯のこと)などで歯並びが悪いと、お友達にからかわれるなどでコンプレックスになることがあります。
特に、自分の容姿や他人の目が気になる年頃になってからは、深刻なコンプレックスに発展するお子さんもいらっしゃいます。早い段階で矯正治療をしておくことは、見た目のコンプレックスを防ぐ上でも有効です。
歯並びが悪いと磨き残しが出やすいため、虫歯・歯周病のリスクが高まります。子どものうちから歯並びを整えておくことは、虫歯・歯周病リスクの軽減にもつながります。
矯正治療によって出っ歯や受け口などが改善され、フェイスラインが整うことで、顔立ちも整うことがあります。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。