日本口腔インプラント学会「専門医」在籍
患者さんの「負担」が少ないインプラント治療
- 切らない・縫わない・腫れない「フラップレスインプラント」
- オペ当日に歯が入る「抜歯即時荷重」
- 4本~6本のインプラントで12本の歯を支える「All-on-4/All-on-6」
お問い合わせ・ご予約045-834-4868
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30 ~ 17:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / | / |
日本口腔インプラント学会「専門医」在籍
新子安駅前おとな・こどもフラワー歯科の理事長であるDr.藤田は日本口腔インプラント学会「専門医」の資格を保有しています。この資格は、知識と技術を継続的に学び、学会が定める基準をクリアした歯科医師のみに与えられる資格です。
インプラント治療は一般的な歯の治療とは異なり、オペが必要です。安全性や精度、治療中の痛みへの配慮など、どこで治療を受ければ良いか、悩まれる患者さんは多いと思います。
専門医の資格は、インプラント治療に必要な知識・経験を有することを証明するものなので、インプラント治療を希望する患者さんは、専門医のいる歯科医院を選ぶという選択肢も検討されてみてはいかがでしょうか。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。
1988 | 昭和大学歯学部 卒業 |
---|
インプラント治療は、入れ歯やブリッジと並んで、失った歯を補うことを目的とした治療方法です。入れ歯やブリッジにないメリットとしては、「他の健康な歯に負担をかけずに、自分の歯であるかのような噛み心地を再現できること」が挙げられます。
ですが、魅力的な効果が得られる一方で、外科手術を伴う治療方法であることから、患者さんにとっては肉体的・精神的な負担が大きいことがデメリットです。そこで当院では、安全性を担保しながら患者さんの負担を軽減することを考えて、以下のような取り組みをしています。
インプラント治療を安全に行うためには、精密機器を使った高精度な検査・診察が欠かせません。ここでは当院が実際に活用している代表的な機器についてご紹介します。
「マイクロスコープ」は歯科用の顕微鏡のことで、手元を十数倍に拡大できます。小さな患部も詳しく見ながら治療できるので、より高精度で正確な治療が可能です。
そもそもインプラントのオペは、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)に金属の土台を埋め込み、そこに義歯を装着する治療方法です。歯槽骨の中には血管や神経が通っているため、これらを傷付けずに治療を行うことが大切です。
そこで当院では、血管や骨の位置を正確に把握する方法として、「CT」によるX線撮影を行っています。基本的にはレントゲンと同じ仕組みですが、CTの場合はお口の周りを360度回転しながら撮影するので、立体的かつ鮮明に患部の様子を捉えられます。
インプラント治療ではお口の状態によって、「骨造成」という処置が必要になることがあります。骨造成は、簡単にお伝えすると、あごの骨を増やす処置をすることで、骨量が足りない患者さんにもインプラント治療が可能になります。
その際に使用するのが「ピエソサージェリー」という機器です。超音波で組織を切開するための機器で、骨の切開に用います。「硬い組織」にしか反応しないため、歯茎や血管を傷つけることなく、骨だけを切ることができます。
当院ではインプラントを入れる位置を決めるときに、「ノーベルガイド・クリニシャン」というコンピュータシミュレーションシステムを採用しています。CTで撮影した立体データをもとに、インプラントのサイズ・位置・方向を、コンピュータが導き出します。これにより、神経や血管を傷付けずにインプラントを設置できる、適切な埋入位置が分かるのです。
位置決めができたら、これまでのデータをもとに「サージカルガイド」を作成します。患者さんのお口に合わせて作るマウスピースのようなもので、インプラントの挿入位置に穴が開いています。
オペのときにこのサージカルガイドをお口に装着し、穴の位置に合わせてインプラントを設置していきます。計画通りの位置に正しくインプラントを入れられるので、安全に治療できます。
インプラント治療の手術のときは部分麻酔をかけるので、痛みは抑えられます。しかし、中にはそれでも、「外科手術が怖い」「歯医者はどうしても苦手」という患者さんもいらっしゃいます。
そんな患者さんにおすすめしているのが、「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」です。点滴によって鎮静剤を投与することで、半分眠ったような状態を作ります。
全身麻酔のように意識がなくなることはなく、呼びかけにも応えられますが、感覚としてはウトウトしている間に治療が終わっているような感じです。この治療法を選んだ患者さんからは、「気が付いたら治療が終わっていた」と好評です。
静脈内鎮静法の麻酔管理は、提携の麻酔専門医が行います。
インプラント治療といえばこれまでは、抜歯後に傷が治癒・骨が安定するのを待ってからインプラントを入れる形で行うのが一般的でした。そのため、患者さんにとっては「歯がない期間」が数ヶ月続くのが普通で、不便な上に治療期間も長くかかるものでした。
しかし、現在は抜歯当日に歯を入れられる「抜歯即時荷重」インプラントという方法も選べます。抜歯後の穴にインプラントを入れるので、歯茎の切開や骨の造成が不要です。適応症例は限られますが、術式にマッチする患者さんにはメリットが大きい方法です。
・時間がかかる「骨造成」が不要
・歯茎を切開しない=身体への負担が少ない
・治療期間の短縮、来院回数も減る
当院では、傷み・腫れが少ない「フラップレスインプラント」という治療方法も採用しています。歯槽骨にインプラントを埋め込むという基本的なところは、通常の術式とおなじです。
通常のインプラント治療は、骨を露出させるために歯茎を切開するので、術後は縫合し、後日に抜糸することになります。また、切開しているので、術後に腫れが出ることもあります。
一方、「フラップレスインプラント」の場合は、歯茎にピンポールほどのごく小さな穴を開け、その穴からドリルで骨を削り、インプラントを埋め込みます。傷口が非常に小さいので痛みや腫れが出にくく、縫合・抜歯も必要ありません。歯茎が痩せる「歯肉退縮」が起こりにくく、治療回数を減らせることもメリットです。
ただし、CTのデータと実際の患部に異なる点が見つかるなどした場合は、切開手術への変更が必要になることもあります。
インプラント治療を検討されている患者さんの中には、費用面を心配されている方もいらっしゃると思います。特に、多くの歯を失ってしまった患者さんの場合は、入れる歯の本数が多くなる分、経済的負担が大きくなりやすいです。
こうした患者さんに提案しているのが、「All-on-4(オールオンフォー)、All-on-6(オールオンシックス)」という治療方法です。片あごにつき、最小4本のインプラントですべての歯を入れられるものです。(症例によっては6本必要になることもあります。)
インプラント治療では歯科医師の技術力だけでなく、インプラント自体をしっかりメーカーのものを選ぶことも非常に重要です。当院では、多くの歯科医師に支持されている信頼性の高いメーカーから、2社のインプラントを採用しています。
現在の日本では40種類以上のインプラントが流通していますが、中にはあり得ないような低価格を謳うものもあります。しかし、あまり極端に安価なインプラントは、安全性や品質が劣る場合があります。
当社で採用しているインプラントの一つは、スイスを本拠地とするストローマン社の「ストローマンインプラント」です。約30年におよぶ基礎研究と臨床実験から開発されたインプラントで、口腔への定着率が高いことで知られています。スウェーデンの科学論文で発表されたデータでは、他社製品が10年以内に2.4~3.8%抜け落ちたのに対して、ストローマンインプラントは10年後まで脱落した割合がわずか0.5%という報告がありました。
安定性と耐久性に優れており、歯が入るまでの期間も2ヶ月で済むので、ご年配者や仕事が忙しい方など、治療に時間をかけにくい患者さんにおすすめのメーカーです。
もう一つは、韓国メーカーの「オステムインプラント」です。こちらはアジア市場でトップシェアを誇るメーカーです。ストローマンに比べると新しいメーカーですが、長期症例数が多く、臨床実績も信頼できます。
アジア人は欧米人とは骨格が異なるため、ストローマンだと合わない患者さんもいらっしゃいます。ですが、「オステムインプラント」はアジア人の骨格に合わせて作られているので、骨量が少なく、骨格が小さな日本人の患者さんにもフィットしやすいです。
インプラントは、あごの骨に埋め込んだ金属の土台に、人工歯を装着させる治療方法です。そのため、あごの骨の量が不足している状態では、インプラント治療が難しくなります。
実際、そうした理由でインプラント治療を断られてしまう患者さんもいらっしゃいますが、当院では、そうした患者さんにも対応できることがあります。
当院では骨の量が足りない場合、「骨造成」という治療を行います。骨の量を増やす治療なので、このプロセスを挟むことでインプラントを入れることが可能になることがあるのです。
当院は歯科治療保証会社「ガイドデント」と提携しています。インプラントに10年保証が付くので、安心してお使いいただけます。「ガイドデント」の保証プランは大まかに、以下の内容になっています。
通常のインプラント治療の保証は、予測できない事故によるトラブルには対応していません。しかし、ガイドデントの保証プランでは、事故で損傷・紛失した場合も、無償で修復治療できます。
一般的に、インプラントの保証は治療を受けた歯科医院でしか使えません。ですが、ガイドデントの保証プランであれば、全国のガイドデント加盟歯科医院で保証が受けられます。
インプラントは長年にわたって使い続けていくものなので、治療後に遠方に引っ越してしまうこともあるかもしれません。そうしたときにも、その地域の加盟歯科医院で保証が受けられるので安心です。
まずはカウンセリングを行い、インプラントに求めることや疑問点、不安に感じていることなどを伺います。ここで患者さんがきちんと納得できるかどうかが治療の成否を分けますので、気になることは遠慮なくお尋ねください。
カウンセリングの結果、治療をご希望の場合は、適切な治療計画を立てるために、CTやレントゲンで患部の様子を詳しく検査します。
抜歯即時荷重インプラントが可能であるか、骨造成の処置も必要な状態であるかなどを見極めながら、どのような治療ができるかを判断します。検査の結果、インプラント治療が適さない場合には、別の治療方法を提案させていただくこともあります。
詳しい治療内容とメリット・デメリットを説明いたしますが、実際に治療を行うかどうかは患者さんに判断していいただきます。
判断に必要な情報はできる限り提供いたしますので、分からないことなどございましたら、何でも遠慮なくご質問ください。
虫歯・歯周病がある場合は、先にそちらを治療しお口の環境を整えます。
インプラントを埋入していきます。術式にもよりますが、1~2本であれば最短1時間程度で手術が終わります。抜歯即時荷重インプラントの場合は、同じ日に仮歯も入れられます。
骨とインプラントが結合するのを待ちます。埋め込む場所にもよって多少異なりますが、概ね1~3ヶ月ほどかかります。
インプラントが骨にしっかり結合していることを確認できたら、人工歯を装着します。最後に噛み合わせを調整して、治療完了です。
インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスも必要です。インプラントには虫歯のリスクこそありませんが、「インプラント周囲炎」といって、歯周病のような症状が出ることがあります。炎症が進むとせっかくのインプラントが脱落してしまうので、そうしたことを防ぐために歯科医院でメンテナンスを行います。
失った歯を補う治療方法といえば、以前は入れ歯やブリッジでしたが、最近はインプラントも広く知られるようになりました。
ですが、「健康な他の歯に負担がかからない」という最大の利点については、一般の方にはあまり知られていないように感じます。入れ歯やブリッジは比較的安価に治療できますが、周りの健康な歯で支えることになるため、支えとして使う歯に負担がかかります。ものを噛むたびに負担が蓄積されるので、最終的には抜歯しなければならなくなることが多いのです。
「健康な他の歯を失わずに、噛む力を得られる」という条件で考えるなら、インプラントは唯一の治療方法といえます。しかし、外科手術の必要性や費用面から、治療をためらわれる患者さんもいらっしゃるかもしれません。
当院では、精密機器などの活用で、治療中の痛みを軽減させることはもちろん、費用面の負担を減らせるよう、インプラントのパッケージプランをご用意しています。インプラントにご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。