親知らずの抜歯

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睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)にも対応

安全性の追求と痛みに配慮した親知らずの抜歯

  • 「痛み/腫れ」を最小限に抑えた治療
  • 「CT」分析の実施
  • 「ピエゾサージェリー」で痛み/腫れを緩和
  • プラセンタ治療で治癒を促進
  • ビタミンC点で回復をサポート

親知らずは「必ず」抜歯するわけではありません

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「親知らずは必ず抜歯が必要なのでしょうか?」という疑問をよく患者さんから受けます。結論からお伝えすると、一概に答えがなく、個々の状況に応じて異なります。

親知らずが口腔内で問題を引き起こす可能性が高い場合、例えば斜め横向きに生えていたり、他の歯を圧迫している場合は、早めの抜歯が推奨されます。なぜなら、親知らずが周囲の歯列に影響を与え、歯や歯ぐきの痛みや腫れ、さらには歯並びの乱れなどを引き起こす可能性があるからです。

一方で、親知らずが正常な位置にまっすぐ生えている場合、無理に抜く必要はありません。むしろ、このような場合には親知らずを残しておくことが有益な場合があります。なぜなら、将来的に歯列の支えとなり得るからです。親知らずは、年齢と共に骨の密度が増し、他の歯と同様にしっかりとした土台となることがあります。そのため、入れ歯やブリッジを装着する際に、親知らずが役立つことがあります。これにより、歯科治療の選択肢が増え、患者の口腔の健康を維持する上でメリットが生じることがあります。

親知らずを抜歯する「メリット」と「デメリット」

メリット

  • 歯ブラシが奥まで届きやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが低減される
  • 磨き残しが減り、口臭が改善される

デメリット

  • 治療後、数日間は腫れることがある
  • 抜歯後の穴に食べ物が詰まる可能性がある(穴は通常1か月で塞がる)

親知らずの抜歯は、患者さんの個々の状況によって異なります。そのため、抜歯の必要性や適切なタイミングについては、歯科医師との相談が重要です。当院では、患者さんのお口の状態を評価し、最適な治療プランを提案します。

「安全」に親知らずを抜歯するための取り組み

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親知らずの抜歯は、簡単なケースから難しいケースまで多岐にわたります。十分な事前診察と診断が欠かせず、適切な処置が重要です。不適切な処置では、治療時間が長引いたり、出血が増えたり、一時的な麻痺が生じることもあります。そのような事態を防ぐため、当院ではCT等を利用した正確な診断を行っています。

また、治療中の痛みや腫れを最小限に抑えるために、伝達麻酔ピエゾサージェリーを導入しています。その他、プラセンタ、ビタミンC、セデーションも導入しており、これらの手法について詳しく説明します。

「CT」の活用

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通常のレントゲンとは異なり、CTは顎の骨の厚さや神経を確認できます。この精密な診断により、埋伏歯などの難しい症例でも事前に詳細な分析が可能となり、不必要な処置を避け、治療の安全性と精度を向上させます。

伝達麻酔で麻酔効果をより効果的に

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通常の麻酔では口の奥の部分ほど効果が薄れがちですが、伝達麻酔を使用することで麻酔効果を広範囲かつ長時間にわたって提供し、患者の痛みを軽減します。これにより、治療中の快適さが増し、患者の安心感が向上します。

ピエゾサージェリーで痛みを軽減

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ピエゾサージェリーは超音波を用いて骨などの硬組織を切削するため、柔組織を傷つけずに外科処置を行います。これにより、治療後の痛みや腫れが軽減され、身体への負担が軽くなります。また、処置の精度が向上し、治療の成功率が高まります。

プラセンタで治癒を促進

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親知らずの抜歯におけるプラセンタ治療は、プラセンタ由来の成分を用いて治療を補助する方法です。プラセンタは胎盤から得られる成分であり、多くの栄養素や成長因子、ホルモンなどが含まれています。これらの成分は細胞の再生を促進し、炎症や組織の修復を助けるとされています。

親知らずの抜歯後にプラセンタ治療を行うことで、治癒を促進し、腫れや痛みの軽減、組織の修復を支援することが期待されます。プラセンタ治療は自然な方法で治療をサポートする手段の一つとして利用されています。

ビタミンC点滴で回復をサポート

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ビタミンC点滴は、ビタミンCを静脈注射する治療方法です。ビタミンCは抗酸化作用があり、免疫機能の向上や組織修復を促進することが知られています。抜歯後の回復を早め、炎症や腫れの軽減、傷口の治癒を助ける効果が期待されます。

ビタミンC点滴は、通常の経口摂取よりも高い濃度のビタミンCを直接血液中に送り込むことで、効率的かつ迅速に体内に吸収されます。これにより、抜歯後の症状の緩和や回復をサポートする効果が期待されます。

コラム睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)にも対応しています

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当院では「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」も行っております。鎮静剤を点滴で投与することで、ウトウトと半分眠ったような感覚で治療が受けられるため、不安緊張が軽減され、治療中のストレスや不快感が軽減されます。

施術は麻酔科医や専門の医師が行います。全身麻酔よりもリスクが少なく、痛みも感じにくくなるため、歯科恐怖症の方などに特におすすめです。

女性の方へ:親知らずの抜歯は「妊娠前」に検討されることをおすすめします

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妊娠中は、ホルモンバランスの変化により虫歯や歯周病にかかりやすくなるとされています。そのため、親知らず周辺の歯茎が腫れて痛み出すケースも少なくありません。

しかし、妊娠中に親知らずの抜歯をすると、通常の処置が難しい場合があります。胎児への影響を考慮して、レントゲンや麻酔、内服薬の使用に制限がかかる可能性があるためです。そのため、親知らずの抜歯は妊娠前に検討することをおすすめします。

親知らずQ&A

上下左右の親知らずは均等に抜歯すべきですか?

その必要性は必ずしもありません。ただし、片方の親知らずが問題を引き起こす場合、もう片方も同様の問題を抱えている可能性があります。両方の抜歯を検討するかどうかは、歯科医との相談が重要です。

歯並びの悪さに親知らずが影響することはありますか?

親知らずが斜めや横に生えている場合、歯並びに影響を及ぼす可能性があります。

どんな親知らずでも抜歯してもらえますか?

ほとんどの親知らずの抜歯に対応していますが、一部のケースでは専門的な機関への紹介が必要です。心臓病や糖尿病など全身的なリスクが高い方や、極度の歯科恐怖症の方、神経や血管の損傷リスクが高い方は、より専門的な機関を検討することがあります。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

新子安駅前おとな・こども フラワー歯科

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